2011年12月16日金曜日

空想にひたること

「アメリ」(原題:Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain)(2001・仏映画)を、観た。

―「ちょっと変わったパリジェンヌのおしゃれで恋する女の子の日常。」
確かそんな紹介文をみたことはあったものの、有名だし、いつでも観られるだろうなとか思いながら、私はその作品を手に取ることはなかった。

損した。

とっても愛らしく、そのワールドをわたしはもっと、空想力のある子どもの頃に覗き観ておきたかった。
彼女の織り成すポップな空想世界に移住して、カリフラワーの山に埋もれたい。寝る前に証明写真に明日の出来事を相談したい。サーモンピンクのカーディガンにベレー帽を被りたい。おしゃれなカフェで男女の不思議についてを実験したい。金魚にクジラという名まえをつけて自殺する現場を見たい。
パリボーイに恋をして、ローマの休日ごっこをしたい。

「人間には、人生に失敗する権利がある。」

がつがつ、ぎらぎら、しめしめした現実からちょっと抜け出し、
このキュートな世界に学ぶものが沢山あると思う。
もしこの先ちょっと乾いた自分に気付いたとき、潤いのヒントになる作品に出逢えたことを嬉しく思う。

このくりくりおめめの上目づかい。

10代のうちに。






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