2011年12月4日日曜日

ソーシャル・ネットワーキング・サービスⅡ

②FACEBOOK

◆いいね!前提で善いことだらけ
facebookのルールの一つが、「本名での登録」。
ネット上に自分の実名が出るなんて怖い。これが私の最初の感想だ。
しかし始めてみるとその実名こそが安心できることだと感じるようになった。
中学校の同級生や高校時代の友達と少しずつ繋がっていく「プチネットワーク」感覚。
そしてよく会うのにあまり深い会話をする機会のない人の「意外な休日」を知り、
その人の一面を知る「近づいた感」。直接の会話での親近感より浅く、
メールでやり取りするほどのことでもない「他愛のないニュース」。
そう、facebookの良い所は「いいこと」を共有することを前提にしていること。
「結婚おめでとう」「happy birthday」
「面白い動画みつけた」
「うちのわんちゃん可愛いでしょ」
「美味しいごはんを食べた」
「この曲いいよ」

「いいね」と言われることが共有され、広がっていくことは勿論いいこと。
しかしその広がる範囲が、「仲良しグループ」に留まらず、
名前だけ知ってる、又、友達の××ちゃんの知り合い、ただの知り合いの知り合いと
薄い関係であること。最初に感じていた、
こわくないのかな、悪用されないかしら、という疑問はとうに消えた。
少しでも繋がることで、安心している。
現実の生活を「帯1」だとすると、facebook上で同期しつつ、「帯-1」という世界が
広がっている。帯-1でもあり、
時には帯2(+1)とも言える。
現実につらい、苦いことはアップしないのだから、FB上のいいことだらけの帯は、
+(現実世界より上部に浮いている)である
可能性が高い。

◆うすうす絆の価値の高さ
「ネット上で不可能なこと」が
少なくなっていく。
現実にはたった一度しか会っていない「友達」でもFB上で毎日の帯2を共有していれば、
何だか本当に親しい友達のようで。
それは良いことなのか、良くないことなのかと問われたら本当に「どちらとも言えない」。

しかしfacebookでの発揮される繋がりとは、そういった「弱い絆」だという記事を
読んだことがある。
その記事を読んだのはこんなにも生活の一部になる前だったが、今、
全くその通りだなと思う。
人間はつながり、を持つことが出来るのは150人程度が限界だという説がある。
イギリスの人類学者、進化生物学者のロビン・ダンバー教授が唱えたもので、
その数字を「ダンバー数」という。
「それぞれと安定した関係を維持できる個体数の認知的上限」と定義づけしている。
「友達」が相互承認されてようやくお互いのウォールを覗けることになるが、
150という数字が友達と呼べるかというとそれは違う。
そこで言う「友だち」とはビジネス関係だったり学校やあまりきっちりとしたラインのが存在しない
仲間が大半だと思う。

しかし「グッド」もしくは「ライク」なニュース、
もしくはくすっと笑える些細なことが、
その時落ちていた友達、また自分のところにやってくる。
そのブリッジはfacebookしか、今のところ思い浮かばない。

◆スピーディーの勝ち
メディアは最新の方法に目を向けると言われている。
その中に、一般人が巻き込まれたのか、巻き込んだのか、
FBの浸透推移のスピードの数字にも驚く。
ラジオの利用者が5000万人になるまで38年かかった。
テレビの視聴者が同じ数になるまで4年。
しかしFACEBOOKの利用者に関しては12か月で2億人だという。
魅力はその「あっというま」のスピード性にあると思う。
あっというまに広がる。
簡単で早い。
そこに悪用する人がでないわけがない。
そこは「怖い点」でもあるが「面白み」のほうが断然強い。
そして自分自身が参加、自分自身が主役というか操作できるツールは、
子どもの時のゲームに似た感覚すらある気がする。
反応を見て、工夫するわくわく。
「お友達」のリンクがいいなっと思ったら即シェアリング。

大きなウェブサイトはデータベースのバックアップを取る。
一度投稿されると絶対的な意味でのプライバシーはない。
コピーが必ずどこかに残っている。
「これはまずいかな」「これは面白いしOKでしょ」
twitterと同じように、FBもその制御がかかったなかで
投稿、閲覧することに意義があるのかもしれない。
しかしトップページのフィードTLは流れ流れる。
友だちが何十人もいれば、昨日の友だちAのはっちゃけた写真はもうとうに下の下のほうへ。
どこまで自分をオープンに出来るか、
どこまでそのあっというまの波に乗れるか。
SNSでこそ、ネットサーファーの腕の見せどころかも知れない。




怖い実体験(有名な某タレントのマネージャーやってます)も、
怖い犯罪も、SNSにはつきもの。
http://blog.livedoor.jp/newsscrap/archives/50972467.html
ネットショッピングよりずっとずっと、自己責任の真価が問われます。



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