2011年10月19日水曜日

首振り三年ころ八年


私は津軽三味線を習っている。
と、はっきり言える程演奏は、まだまだまだまだぜんぜんできない。
しかし先週民謡大会に参加をさせていただき、
初めて「生尺八」の「生演奏」を聴いた。

めちゃくちゃ感動した。
響くんですもの。

胸のほうに響くのだ。
擬音が説明不可能で残念なのですが、
口や言葉で説明するものではないように思う。
「本当にいいですね」
と、思わず先輩に言うと、先輩は言った。
「首振り三年、ころ八年よ」

意味はその言葉通り、
尺八を吹くのに、首を振って音の加減ができるようになるのに3年、
さらにころころという
心地の良い音が思い通りに出せるようになるまで8年かかるという意味。
あいた口と目が、なかなか塞がらなかった。

単純計算で11年。
4017日。でもきっとそれ以上。

わたしも、初めてのお稽古日に、先生にこう言われたのを
思い出した。
「三味線は一人前になるのに10年はかかる」

3602日。
あと3298日で、私は一人前として認められるかしら。
私が、人として最も尊敬するK先生に。

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