2011年10月2日日曜日

お酒の魔力

「お酒の力を借りて」ほにゃほにゃ、という言葉づかいが在る。
私も実は「その力」をレンタルしてしまう人である。私は人見知りと、緊張しいな部分があり、お酒の力を借りると素直にしゃべることが出来る事を否めない。
私の父もそういうタイプで、普段無口なのにアルコールが体にインした次の瞬間から、父は饒舌化する。

アルコールは恐ろしい。その力のせいで、私は前歯を欠けたし、何度も地球と喧嘩した。自転車も無くしたし、何度も血を流した。
しかし、また借りてしまう。
たまに「お酒は飲めないけれど、お酒の場が好き。だからそういう飲み会には参加するわ」という方もいる。そういう方はうらやましい。きっと翌朝にあの取り返しの突かない頭痛と、天井が回っているという奇怪な光景に遭遇しなくて済む。
しかし、また借りてしまう。

お酒が齎す効果には、ストレスの解放、催淫効果、本能の解放、といったものがあるというのは聞いたことがある。本能?解放させてっ、と願う本能ちゃんは、アルコールの逆襲を見ているはず。ということは、あんな失敗をしてもう飲まないと誓ったのにまた飲んでしまうそのアクドイ循環は意地の悪い本能がそうさせているのか。本能を勝手にSなイメージとする。私はその本能ちゃんに逆らえない。
よって、また借りてしまう。

素面、という言葉には美しさが感じられない。
私はいつからこんな大人になってしまったのだろう。アルコールの入った世界はすこしきらきらして見えることもある。それはきっと物理的に言うと、入ってないときに比べ確然として視力が薄れている為で寧ろ実際には歪んでいるはずなのに、あまり細かいことは気にしなくて済むという、「嘘っこの世界」。
私はいつからこんな大人に?

しかしいいこともある。人間、素直というのは大事だ。素直じゃないな、と思われたら女の子として負けな気がする。「酒は飲んでも飲まれるな」。ええ、その通り。でも飲まれる。飲み込まれる。お酒に、ではなく、アルコールの入った、空気に。なぜかというと、奴らはめちゃくちゃ偉大で信長もびっくりするような破壊力と、セクシーさを持ち合わせているから。





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