2011年9月16日金曜日

part-time lover

Stevie Wonderの曲のことである。
パートタイムの恋人、という邦訳も出てはいた。今日知人にその曲のタイトルを聞いて、聴いてみたくなった。バラードかと思ったら、紀のいい曲だった。当時の彼の妻がバックコーラスとして参加しているとのこと。
浮気相手よ、本命ではない恋人って意味よ、と。
時間付きの恋人。限られた時を共有する恋仲。ちくたくとちくたくと時間は我々を追い込み、でも嫌じゃないわ、そういうの。人として誰かに酔ってしまった感じと、でも現実の生活は充実させときたいぜっていう本心との見え隠れらしさがありだなぁと思った。

恋ですべての生活は賄えない。

手のひらを二つ、同じ方向に向ける。ぴんと伸ばす。
幅は狭くなる。その意味の、視界を表すジェスチャー。
恋とかそういうのに似たものを感じてしまうと、視界が広がるようで、狭まる。狭まるのを無理に広げて、不思議な空間誤差が出来る。あらら、私の立ち位置はどこだったっけ。

時間は変えられない。
全くべつな二人がそのなかを共有するのだから、それは異空間同士をばしゅん、と合体させるような実験に近い。
時間が止まればいいのに、と思う。
あるいは巻き戻せたら。
でもそんなこと実際に起こったら、世界中の恋人間がそんなこと一斉に思ったように時間が変わったら、出逢えていなかったかも知れない。
だから時間は流れたままでいい。
すこしの時間のなかをシェアして、またワンにもどる。

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