2011年9月25日日曜日

私にとってのカレーライス

私は小さい頃から「カレーライス」という食べ物が苦手だった。
多分理由は辛いから、というそれだけなんだったと思うが、一度嫌いというとなかなかその発言撤回をする機会がない。とくに子ども時代の私は、かなしくなるくらいに強情張りであった。
給食に必ずカレーライスという食べ物が出てくる。
私はそのカレーライスは残し、福神漬けを食べていた。福神漬けは大好きだった。

家でも私のカレー嫌いは定着しており、カレーを嫌う私に、母は私の分だけシチューを作ってくれた。テレビのカレーのコマーシャルを見る限り、カレーライスは「子どもの大好物」というイメージ付いている。
「カレーびより」だとか「朝カレーで元気もりもり!」だとか(少し違うのはうる覚え申し訳ありません)。

しかし大人になっても、私はそのカレーライスという一つの文化に、染まることができずにいた。
「カレーかぁ。わざわざお金を払ってなぁ」
でも男の子はみんなカレーライスが大好き。というより、大人もカレーが大好き。と、いうより日本人はカレーライスが大好き!成程なぁ。
私は上京する時に、一つ心に決めたことがあった。

「余計なプライドは全部実家に置いてきた」

染まってはいけない。しかし他の色に染まることは人間の楽しみの一つでもある。
上京してから付き合ったある男性は、「毎日カレーでもOK」という人だった。いきなりそこまでカレー教に住み込むことはできなかった。
が、彼のおかげで私はカレー嫌い宣言を、ようやく撤回する準備に入ることができた。

昨日、洗足駅の近くの「Bondy」という欧風カレー屋さんに初めて行った。私はビーフチーズカレーを注文。すると出てきたのは・・・


ほくほくのじゃがいも+バター。とアイス用のスプーン。
なんだか、これって。

じゃがが、カリーに入ることでの悪影響を除くことが理由なのかと思ったが、真相は謎です。
でもでも、微笑ましい。
そして運ばれてきた、カレーの美味しさといったら。
店員さんが、まるでディズニー映画のなかに出てくる人みたい。短時間でしたが、お菓子の家に入ったグレーテル気分になれました。素敵な笑顔と丁寧な接客に感謝。

そしてここのカレーライスさんは、私に、「概念の焼却」の重要性を知らしめてくれた。

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