2011年9月17日土曜日

年輪

昨日、年をとった。
年が増えた。あまり嬉しくない年になったなぁとしみじみ思った。
子どものときは、嬉しかったのに。

バウムクウヘンのケーキを頂いた。


年輪、という言葉を思い出した。
年を一つ重ねるごとに、一回り大きくなる。一年でいちラインずつ増えてゆくねんりん。
綴る、ことと似てる、と思う。
重ねる、重なっていく、増えていく。放置するかぎり増えっぱなし。減ることはないもの。
切断しないかぎり、消えることもない。
考えたらこの世のなかはそういうものの繋がりでできている。
風は断ち切っても、また別な風が進み、
水を切ってみてもクリアさは消えない。
ほっとかれる。
ほっとかれて、増え続けること。それはすごく怖くもある。

ああ、そこにあったの?
知ってはいたけど、存在感がなさすぎて、切るという判断にさえならなかったわ。
そんなことを言われたら、人間としてお終いだ。

バウムクウヘンを、一層ずつ、剥がして食べる方がいる。
ああいうタイプは、自分が生きてきた人生を噛みしめ噛みしめ食べている。
私はぼろぼろこぼしながら、少し豪快に食べる。
牛乳と一緒に。

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