2011年9月7日水曜日

フォーマーから、もらった衝撃

フォーマーとは、映画で効果音を作る人のことです。

「MIBⅡ」という映画を観てその名前を知った。
あの映画は奇抜な宇宙人が色々と出てくる。

たとえばぐにょぐにょした宇宙人が、撃たれたとき。
「ばちゅあぁぁ」の、
ような擬音が必要とされる。
一からつくるのだ。
どうするかというと、そうだ、あれを使おう、これも足そう、
それはおかしいだろ、のような感じで
フォーマーさんたちが作りだす。
「ばちゅあぁぁっ」の場合、
彼らが何を使ったかというと、水の入ったゴム風船のようなものを
ばしゃん!と割ったのだ。
そしておお、いいじゃん、と周りからOKが出る。

その現場の映像のなかで、彼らのなかの一人がこう言った。

「『この映画にはフォーマーがいたのか!』と言われるのが僕らにとっての褒め言葉だよ」

ああ、すごいなと思った。
裏方と言われる仕事のなかでも
けして目立たない。でもこの工夫して作り出された音によって
映画のワンシーンはよりリアルになる。
マシンで最新ソフトによって組み合わされたではない、
「フォーマーの部屋」にいる彼らによって作られた音。
中は金具やバケツやボールや、
まるで子供のおもちゃ箱と大工さんの木工具箱を足したような部屋だ。

印象に残ったのは、
2、3人の彼らが、本当に楽しそうな顔をしていたこと。
狭くごちゃごちゃした部屋で。

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