2011年9月6日火曜日

水が1秒間に何回回っているか

物理のスペシャリストであられる方と昨日お会いした。
私と一緒にいた子が、その方に訊いた。
「物理ってなんなん?よくわからん」

その方は笑ってこう言った。
「たとえば、この瓶に入っている水が、
1秒間に何回回っていると思うか?」

「何回?水って回ってるの?
止まってるじゃないですか」

「いや、回っているんだ
正解は1兆回。」

「兆?!」
「それが物理だ」

そのあまりに想像しがたい数値を
ちょっとでも、と思い物理ページを
覗いてみた。
◆純水では膨大な数の水分子がOH...Oの水素結合で
つながっている。
あるときは整然とあるときは乱雑に
集団で揺れ動いている。
OH結合は、1秒間に1兆個も振動、
回転しながらつながったりはずれたりして
揺れ動いている。

「たとえば太陽が1秒間に,
どのくらいの水素を
燃やしているのか」

◆1秒間に、6億5000万トン。
莫大な水素を持っているので後50億年以上は
現在の水素を燃やしながら輝き続けることができる。


「じゃあ、質問です。福島原発は
どうにかならないんですか」
と彼女は聞いた。
その方は即座に答えた。
「止めるは無理」
「無理なんですか」
「無理。最小限に抑えることに全力を尽くすことしか出来ない」



◆元々太陽のみが司ることが出来る、核結合◆
太陽がその1秒間に起こす水素爆発により、
5億9600万トンのヘリウムを生み出して、
その差400万トン/秒分をエネルギーとして放射し
そのうちの0.0000004%が太陽光として地球に届く事により、
私たちは生きている。

太陽が作り出したパワーを、
人間が核分裂というえせの形で作り出してしまったこと。
完璧な人災と非難する声はまさにその通り。
その強欲さが招いた責任は重い。刈り取れない種薪き。


6億5000トンという数値に、知のない私は
リアルさを求めることが出来ないが
その太陽のおかげでこうして生活ができていること。
繋がりはけたたましい数値で到底人間が真似でき得る数字ではないと思うが、
「繋がっている」ことに感謝をすべきだと思う。

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